打ち込みの良い生地

「打ち込みのよい生地」
生地を扱う我々はよく使う言葉ですが、
一般的にはピンとこないかもしれませんね。
生地は縦糸て横糸で構成されています。生地を織る際に、固定された縦糸に対して横糸を打ち込んでいきます。打ち込みとは、簡単に言うと横糸の密度を意味します。
我々がいう「打ち込みのよい生地」は、
生地の糸の密度が高く、糸も細めで、糸のよりも適度に強いもの。触れた感じが、柔らかいというより、しなやかな生地をさします。
実際に生地を比べてみると、ハッキリと違いがわかります。

今回お客様が選ばれた生地は、まさに「打ち込みの良い」薄手のウールの生地でした。
しなやかで、サラッとしています。
通気性も良く、雨が降ってる時でも、快適に過ごせますし、アイロンがピシッとかかります。
まさに、スカートやパンツなどのボトムにオススメの生地でした。
オーソドックスなタイトスカートなので、シーズンレスで、長く着ていただけると思います。

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